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オールオンフォー
総入れ歯の方に最適なインプラント
オールオンフォーという言葉自体聞きなれないかとも思いますが、インプラントの治療法です。
つまりインプラントを4本入れ、総入れ歯の代わりにします。
歯は12~14本あるのに、たったそれだけの本数で本当に大丈夫なの?と思われるかたも多いかもしれません。
多すぎるインプラントはかえってよくありません。
というのも、骨の中にも血液が流れており、必要な栄養分を運んでいます。
その栄養分を使って細胞は常に新しく生まれかわっています。
ところが、骨の中にインプラントがぎっしり入っていたら血液の流れが悪くなり、栄養が行き渡らなくなります。
そうなってしまうと、新しい骨の細胞が生まれにくくなってしまい、骨はだんだんと痩せて、もろくなってしまうのです。
では、適切なインプラントの本数は何本なのか・・・?という疑問が出てきますが、ポルトガルの歯科医であるDrパウロ・マロが長い年月をかけて研究し、必要最小限のインプラントは4本という結論に達し、片顎すべての歯を支える「All on 4(オールオンフォー)」と呼ばれる治療法を確立しました。
この方法は広く普及していますが、どなたでも4本が最適というわけではなく、骨の状態や噛む力、噛む時の癖などに応じて、5本または6本がよい場合もあります。

ミニインプラントといった通常のインプラントでは、体力的・費用面をカバーできる処置もあります。